ふくおかプラごみ削減応援サイト

イオン九州株式会社

福岡市博多区博多駅南二丁目9番11号

お客さま・地域の皆さま・お取引先さまとともにサステナブルな未来を創造

九州7県と山口県に約330店舗を展開する「イオン九州」さん。「あしたの九州に、できること」を考え、地球や人にやさしいサステナブル活動を続けてきました。さらに大きな課題を解決するため、お客さまや地域の皆さま、お取引先さまとも手を携えてさまざまな取り組みを進めています。上席執行役員でコーポレートコミュニケーション本部長 兼 サステナブル協創部長 兼 サステナブル推進責任者の武富さんに、お話を伺いました。

プラスチックごみ削減のためにどのような取り組みを行っていますか?

イオングループは早い時期からサステナビリティな取り組みを続けており、プラスチックごみ削減の取り組みに関しては、トレーやペットボトルなどの資源回収を行い、ほかにも資源物である牛乳パックなどの回収も行っています。
環境配慮型商品の販売に加えて、商品のトレーを環境負荷低減のものに切り替えています。 その他、お肉などをノントレーの真空パックにすることで、プラスチックの削減だけでなく、賞味期限が延びてフードロスも減らすことができています。

取り組みの効果や今後の目標についてはいかがですか?

惣菜のトレーをプラスチック30%軽減のものに切り替えたことによって、2022年はイオン九州全体で61㌧のプラスチックごみ削減につながっています。
今後の目標ですが、イオングループ全体としては2030年までに使い捨てプラスチックの使用量を2018年対比で半減するという目標数値を設定しています。イオン九州としての計画目標値も公表していく予定です。

その他の取り組みについても教えてください。

リニューアルオープンした「イオンスタイル笹丘(2023年10月)」では、オーガニック商品や環境にやさしい商品を揃えたショップ「b!olala(ビオララ)」をオープンし、必要な量だけ購入できるオーガニックナッツの量り売りのコーナーも展開しています。今後、他の店舗もリニューアルオープンの際などに併せて展開していこうと考えています。また、2023年10月5日より順次衣料品のプラ製レジ袋を廃止して紙袋に切り替えています。この取り組みは、プラスチックの削減と、お客さまにマイバッグを持参していただくという啓発的な意味もあります。
ほかにも、福岡市さま主催の「環境フェスティバルふくおか」にブースを出展し、クイズを通して環境保全に寄与する認証ラベルを知っていただく取り組みや、福岡県さまと協働して「ふくおかプラごみ削減キャンペーン」をイオンモール香椎浜で開催しました。メインイベントである「ハローキティSDGsスペシャルステージ」では、プラごみ削減についてキティちゃんが分かりやすく楽しく解説してくれたので、お子さまが環境について学び始める良いきっかけになったのではないかと思います。

他社と協働で取り組まれていることもあるそうですが。

2023年5月に、TOPPAN株式会社さま、株式会社福岡銀行さま、イオン九州株式会社が運営事務局となり、九州エリアの小売流通企業が共同でサステナビリティの推進を図るための「九州流通サステナビリティサロン」を設立しました。活動の第一弾として6月の環境月間に合わせ、流通企業5社約310店舗で環境保全に寄与する認証ラベル商品をお客さまにまず知っていただこうという「サステナブル共同販促」を実施しました。
また、2022年8月に発足した「九州物流研究会」は、物流業界における「2024年問題」や「脱炭素社会の実現」という共通の課題に対して、企業横断型での解決を目指す研究会です。全国に先駆けた取り組みとして、関東や北海道からも視察に来られています。

プラスチックごみ削減以外の取り組みもあればお聞かせください。

例えば、新店がオープンするときに、地域のお客さまと一緒に店舗敷地内に地域の環境に合わせた樹木を植樹する「イオンふるさとの森づくり」や地域の小中学生と環境学習に取り組む「イオンチアーズクラブ」などがあります。
また、「フードドライブ」(食品の寄附活動)にもとても力を入れていて、約280店舗(2023年5月時点)で展開中です。各エリアのフードバンクさんを経由して、必要なところにお届けしています。
ほかにも、地域が抱える環境・社会課題の解決に向けてイオン従業員が参加する「イオン ハートフルボランティア」など、さまざまな取り組みを行っています。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

一つしかない地球を未来の子どもたちにどうつないでいくのか。それは今を生きている私たちの使命です。従業員一人ひとりが自分ごととして考え行動し発信していくことで、お客さまとともに意識が変わり行動が変わっていく。それが環境負荷の軽減につながる。そういう役割が私たちにはあると思っています。
イオン九州は2023年に、「私たちの『たからもの』九州をもっとー。」というパーパス(企業の社会的意義や志)を制定しました。九州は「たからもの」であり、その自然、産物、伝統文化、さまざまな人との「つながり」が、私たちイオン九州にとってかけがえのない「たからもの」です。これからもすべての「つながり」を大切にしながら、豊かな暮らしと明るく元気なあしたのために、私たちは「変革と挑戦」を続けていきます。

会社・店舗情報

イオン九州は九州7県と山口県に約330店舗を展開しています。お客さまへの安全・安心な店舗・商品・サービスの提供を通じて、豊かな暮らしと地球環境保全の両立を目指し、持続可能な社会の実現に向け取り組みを推進しています。

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